お客様に聞く - ペットマート様

 


  東京都大田区でペットホテルを経営するエクスペリエンスは

  4月1日、ペット用品販売店「ペットマート」をオープン。
  立て看板の上に、ゴールデンリトルバーを模した立体オブ
  ジェを
設置したサイン看板を採用した。
  店長 政岡氏にその意図と効果を聞いてみた。
  (写真はペットマート店長 政岡氏とクッキー(オス4才))

     
   ペットホテルエアポートHP    
     
     
― ペットマートの概要について教えてください。    

2008年、この近所にペットホテルを羽田空港利用客と大田区民の皆様向けに開設しました。元々は成田空港内でペットホテルを経営しておりました。ある時、その当時は公に発表されていませんでしたが、羽田空港国際化の噂をいち早くキャッチしました。当時は「成田=国際線、羽田=国内線」という確固たる協定がありました。とはいえ、羽田空港の国際化が公になると、成田空港周辺の住民が猛反対して大騒ぎになるのを恐れつつ、水面下で国際化の計画が進んでいたのです。計画が実現した時点でお店を開くのは遅すぎるので、その2年前にペットホテルをオープンしました。オープンしてからは口コミやネットを見て予約する人が増えて、すぐに人手不足になりスタッフを増やすほどになりました。ホテルの中に物販コーナーも開設していたのですが、お客様が入ってくると預かっていたワンちゃん達がワンワン吠えるんですね。動物心理学によると、ワンちゃんは知らない人を追い出そうとする習性があるのです。これではリラックスするはずのワンちゃん達も知らない人たちが来てストレスが溜まるし、吠えられる人間のお客様もじっくりと落ち着いて買い物ができないですよね。ホテルというのは滞在するお客様にストレスを与えないことが一番肝心とされるサービスですから。こうした問題に悩んでいるうちに、運よくもホテルの近くにいい物件が見つかりまして、オープンした次第です。

   
     

― 羽田空港国際化後での大きな変化はありましたか?

   

元より国内線を利用されるお客様、大田区在住のお客様もおりましたので繁忙期になると対応できないほどになりましたね。いざ国際化になったからといってそれで売上げが劇的に伸びたかというと実はそうではない。もちろん前年比よりは上がっているんですよ。空港の国際化に合わせて周辺の競合他社が3-4社も増えましたから。本来こういうパターンは売上げが落ちるはずなのですが、かなり需要があるということも感じました。単価で言えば国内線のお客様は平均的に2泊3日か3泊4日のパターンが一番多くて、その次は1泊2日のパターンですね。国際線では、4泊6日から6泊7日の長期滞在型が主流で、ハワイや台北などの近場を利用されるお客様が多いですが、長期旅行の方も増えています。

   
     

 

― なぜ興和サインに看板制作を頼まれたのですか?

   

弊社はホームページ広告以外の広告活動を一切していません。他社に比べて値段設定も安めに設定して低コストを心がけ、かつペットの世話をする人件費の確保は絶対に手抜きできません。モノではなくて私達は大事な生き物を預かっておりますから(現在スタッフは11人)。また私自身もネットで色々調べるのが好きで、ペットマートの看板を制作する看板業者をネットで探していました。数社の候補を絞り込んだ上、最終的に興和サインに決めたのは、HPの内容が心くすぐる内容だったからです。高橋社長の考え方が自分の考え方に近いからと思ったのです。社長の著書に書いている通り、ただ看板を注文どおりにつくるだけでなく、その看板を作ったお客様が商売繁盛に繋がっていくことも同時に考える、一歩進んだ懐の深い考え方に共感しました。ただ留守の間にペットを預かり、お客様が戻り次第お返しするだけのサービスに終わらせたくないと私達は考えています。ワンちゃんにリラックスし、楽しんでいただいた上でブラッシングはもちろん、手足や肉球をきれいにした状態でお客様にお返しするというサービスを実施しています。会社名のエクスペリエンスの由来もそういう私達の考えから来ているのです。お客様の楽しい思い出作りのお手伝いをするだけでなく、ペットがいるから旅行に行けなかった人が安心して旅行に行けるようにしたいという考え方も拡げていきたいですね。

   
     
     

ペットマート店内入り口。
看板の前に立ち止まる人も

 店内は心癒すハーブの香りが。
スイーツテイストなコロンは人気のアイテム
店内にはペット用ケージも。
飼い主がゆっくりお買い物を
楽しめ、
これならペットも安心
   
     
― その決め手となったのは?    

他の看板業者さんは良くも悪くも「職人さん」でした。いい仕事はしてもお客さんに対する電話のトークはあまりにぞんざいで、営業感覚が欠落していると感じました。お客さんに「近いから来てよ」とか「デザインあったら送ってよ、見積もりするからさ」という調子でどっちがお客さんだか分らない(笑)。興和サインさんは対応が早くて色々な意味で融通が利き、あらゆる注文にも快く引き受けてくださったので即座に注文を決めました。

   
     
     

 

― 立体的なデザインの看板の効果やエピソードなどを教えてください。

お店は最寄駅(京急本線大森町駅)から決して近くはないのですが、この看板を見て興味を持って入ってきてくれる初めてのお客様は1日数組いますし、立ち止まって看板を眺めている人の姿もよく見かけます。客観的に見て、当店のような小さな店舗は大きなマーケットやホームセンターと比べて気軽に入りにくいというハンデがあるのですが、この看板のお陰でかなり軽減されていると思います。この看板が持つ、キャッチーで親しみやすさがもたらした効果ということでしょうか。さすがに、散歩中のワンちゃんがこの看板を見て吠えたり飛びかかったりするということはないですが(笑)。オープンしたばかりですが、さまざまな広告計画を考えております。ですから、この看板の効果はますます上がっていくと思います。お客様がゆっくり品物を吟味したり店員との対話ができるようにと、店内にペット用のケージを用意しています。

   

 
 
 

 新商品「こんにちワンコサイン」。
 本物のワンちゃんにそっくりな
 デザインは道行く人の注目の的

 

  

 

 

― 興和サインへの今後の期待は?

 

 

このオブジェ看板と店頭の看板をお願いするにもそれなりの条件と苦労がありまして、何度かデザインの変更をお願いしましたが、興和さんは辛抱強く応じてくれました。こうしたプロセスをくぐり抜けて完成したこの看板はかなり抑えたデザインですし、興和さんも思う存分力を発揮できなかったのではと心配しています。次のお店をオープンする時は、もっと思いっきりド派手でハジケた看板を作りたいですね(笑)。将来的には近所にトリミング・美容専門のサロン的なお店を出すことも計画しており看板もこのデザインをと考えてます、次回も興和サインさんに是非ともお願いしたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 


 

― 次回の看板はどのようなデザインをお考えですか?

 

 

看板のモデルになったゴールデンリトルバーは、アメリカの愛犬家の間では、同じ大型犬のラブラドールと人気を二分しています。日本では逆に狭い空間の中での室内飼いが圧倒的に多いので、小型犬の人気が高いですね。一番人気はトイプードル、その次がチワワ、ダックスフンドですね。お客さんというのは、自分の買っている犬と同じ種類の犬がデザインされている商品やマークについつい惹かれますよね。この三種を一緒にデザインするのもいいなと思います。

 

 

 

― 最後にメッセージを一言どうぞ。

 

 

東京都下の大型ホームセンターでペット用品専門の業務に携わった経験を買われ、当店のオープンに際し、店長という役目を仰せつかうこととなりました。誠心誠意でいきたく思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

政岡店長、クッキーちゃん、本日はお忙しい中ありがとうございました。
 

 

 

 

 

 

 取材日時:2011年4月